二〇二〇年 五月三十一日(日)

 皐月も終わり、明日からは学校だ。

 長い長い自粛だった。たかだか風邪の進化系でここまで休めたのだから僥倖だ……とも素直に言えない。休みという二文字に甘えて、随分と無駄な時間を過ごしてしまった。

 

 なにかに全力で挑める体力と精神力を持ちたいと、ふと思ったりする。

「僕はまだ18年も生きていない若輩もいいところなしょうもない人間で、これまで何一つとして真面目に取り合ってこなかった。」

 よくいるよね、こういう無気力系主人公。はあ、めんどくさって言いながら、結構しっかりやることやってる。境遇が似てるから共感しやすいっていうのはあると思うけど、正直嘘くさい(比企谷八幡とか、きっと中学生時代には熱狂的なファンだった子もいるんじゃないかな?)。

 本当に無気力な奴って言うのは、何をするにも「まあ、そこそこでいいかな」で終えてしまう。文化祭に出す出し物? まあ、適当に終わらせればいいかな。テスト? まあ平均取れればいいかな。クラスの係? まあ、仕事はばれない程度にサボればいいかな。

 で、そういう奴(僕みたいなの)が一番好きなのが、「普通」って概念。とにかく「普通」でいられれば、そこより上に行くこともなく、そこより下に行くこともない。で、そのために「そこそこ」の努力をして、「そこそこ」の結果を出す。……没個性的の擬人化みたいな人間ね。

 そういうところから抜け出したいなって話でした。あい。

 

 しみったれた話はこの辺にして、今日も一曲紹介します。

 

Scarborough Fair

Scarborough Fair

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 TVアニメ「終末何してますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」サウンドトラックより、山田タマルの「Scarborough Fair」。

 人生で初めて"泣いた"アニメのせいもあって、この曲を聴くだけで涙出てくる。思い出補正って奴だね。

 まあ、機会があったらアニメ見てからこの曲を聴いてみてください。「クトリ……」としか言えなくなります。

あと今日はApexのチャンピオンになりました(実像)。